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ビル・エヴァンス 名盤 ディスコグラフィー 1 – エヴァンス=ラファロ=モチアン 三位一体トリオ –

1950年代初め、ビル・エヴァンスはハービー・フィールズのバンドに加わってプロとしての経歴をスタートさせる。ジョージ・ラッセルやトニー・スコットのバンドを経て、1956年に初リーダー作を吹き込む。しかし、まだビルの個性は確立されていない。1958年から翌年にかけてマイルス・デイビスのバンドに参加。ここでモード奏法を習得。そして、1959年にスコット・ラファロ(b)、ポール・モチアン(ds) でトリオを結成する。3人のメンバーが対等に演奏する三位一体のスタイルは、インタープレイ(互いの演奏を呼応させるように展開される演奏)とも呼ばれ画期的なものだった。のちのジャズのフォーマットに多大なる影響を与える。 しかし、一躍脚光をあびたこのトリオは、わずか4枚のアルバムを残し、スコット・ラファロの急死という形で幕引きとなってしまう。


【1956】 New Jazz Conceptions (Riverside)
初リーダー作


【1958】 Everybody Digs Bill Evans (Riverside)


【1959】 Portrait in Jazz (Riverside)
記念すべき黄金トリオ第1作


【1961】 Explorations (Riverside)


【1961】 Waltz for Debby (Riverside)
6月25日の「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライブ編集録音


【1961】 Sunday At The Village Vanguard (Riverside)
よりラファロがフィーチャーされている上記と同日セッションの別編集録音


【1961】 Complete Live At The Village Vanguard 1961 (Riverside)
時系列の曲順でのライブ録音完全版CD3枚組