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ジョン・コルトレーン 名盤 ディスコグラフィー 2 – インパルス時代 –

インパルスの最初の契約ミュージシャンとなったコルトレーンは、このレーベルに以後すべての偉大なる軌跡を残すことになる。その最期までコルトレーンの音楽を厳しく深化させていく過程を記録するだけでなく、レーベル側の提案による親しみやすい『Duke Ellington and John Coltrane』 『Ballads』 『John Coltrane & Johnny Hartman』などの企画は、ジャズ史的にも意義のあることだった。


【1961】 Live At The Village Vanguard (Impulse)
「ヴィレッジ・ヴァンガード」ライブ録音


【1962】 Duke Ellington and John Coltrane (Impulse)
デューク・エリントン(p)と共演


【1961, 62】 Ballads (Impulse)
傑作バラード集


【1963】 John Coltrane & Johnny Hartman (Impulse)
ジョニー・ハートマン(Vo)と共演


【1964】 Crescent (Impulse)


【1964】 A Love Supreme (Impulse)
最高傑作


【1964】 Transition (Impulse)
収録直後「フリージャズ宣言」


【1963, 65】 Selflessness (Impulse)
「ニューポート・ジャズ祭」での収録も含む


【1965】 Ascension (Impulse)
集団即興演奏によるフリージャズ到達点


【1965】 Kulu se Mama (Impulse)
アフリカ民族音楽を取り入れる


【1966】 Live At The Village Vanguard Again! (Impulse)
「ヴィレッジ・ヴァンガード」ライブ録音


【1966】 Live in Japan (Impulse)
来日公演のライブ録音


【1967】 Expression (Impulse)
遺作

1967年7月17日、ジョン・コルトレーンは肝臓ガンのため急逝。享年40歳。崇高なる歩みはその早すぎる死によって止めてしまったが、全てを超越するかのような咆哮は残された作品によっていつまでも止むことはない。