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マイルス・デイビスがプレスティッジとのレコード契約を解消するため――マイルスは大がかりなプロモーションのできる大手レコード会社のコロンビアに移籍したかった――、一挙に4枚のアルバムを2日間で録音したという「マラソン・セッション」。その代表作がこれ。しゃれたピアノのイントロでスタートする#1 “My Funny Valentine” 「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は決定的名演。彼は神経を集中させて吹いています。聴いているうちに引き込まれ、目をつぶればマイルスになって吹いているような錯覚に……。そっとジャケットに目をやれば、そう、マイルスの視点です。他の「マラソン・セッション」は 『Relaxin’』 『Workin’』 『Steamin’』 。
1. My Funny Valentine
2. Blues By Five
3. Airegin
4. Tune-Up / When Lights Are Low
マイルス・デイビス (tp)
ジョン・コルトレーン (ts)
レッド・ガーランド (p)
ポール・チェンバース (b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ (ds)
録音:1956年(発表:1957年)
マラソンセッション ing 四部作
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Relaxin’ With the Miles Davis Quintet (Release 1958)
その名もズバリ、リラックシンな人気盤
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Workin’ With the Miles Davis Quintet (Release 1960)
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Steamin’ With the Miles Davis Quintet (Release 1961)
「ing 四部作」はおよそ1年毎に順次発売