「ジャズバラード」と思い浮かべて、そのイメージにぴったりくるバラード集。だからテレビなどでも大人の雰囲気を演出するようなシチュエーションでよく流れます。ジョン・コルトレーンは60年代、「フリージャズ」と呼ばれる内面的激情を放出させるような厳しいジャズに到達するのですが、それとは違いこのアルバムは彼の歌心が堪能できる一枚。このアルバムが気に入った方は、「歌モノ」ですが雰囲気の似ている『John Coltrane & Johnny Hartman』も大推薦。
1. Say It (Over And Over Again)
2. You Don’t Know What Love Is
3. Too Young To Go Steady
4. All Or Nothing At All
5. I Wish I Knew
6. What’s New
7. It’s Easy To Remember (But So Hard To Forget)
8. Nancy (With The Laughing Face)
ジョン・コルトレーン (ts)
マッコイ・タイナー (p)
ジミー・ギャリソン (b)
エルビン・ジョーンズ (ds)
録音:1962年
ジョン・コルトレーン バラード三部作
Duke Ellington & John Coltrane (1962)
巨匠デューク・エリントンとの夢の競演、”In a Sentimental Mood” の名演
John Coltrane & Johnny Hartman (1963)
ジョニー・ハートマンの包み込むようなウォームヴォイスとの競演