ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン 『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』 John Coltrane & Johnny Hartman “John Coltrane & Johnny Hartman” 034


伸びやかな低い声のジョニー・ハートマン、バラード奏法のジョン・コルトレーン。この二人に迫られたら、もう腰くだけ。でも、そんなあなたをしっかりと優しく抱擁してくれるのが、ジョニー・ハートマンのウォーム・ヴォイス。心憎いほど深みのある声と抑制されつつも情感に富んだ歌ごころ。今宵、スピーカーから立ちのぼるフェロモンに酔いしれてみては?

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ジョン・コルトレーン 『ブルー・トレイン』 John Coltrane “Blue Train” 076


ジョン・コルトレーンの唯一のブルーノート盤。#1 “Blue Train” の印象的なイントロで出発、楽曲も粒揃いで、アルバム全体に統一感があり、終着までグルービーに駆け抜けます。そうそうたるメンバーのソロも要所要所で楽しめ、#4 “I’m Old Fashioned” の絶品バラードもあり、ブルーノート録音のハードバップとくれば、本作が人気盤であることも納得でしょう。タイトル、ジャケットも洒落てます。

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ジョン・コルトレーン 『マイ・フェイヴァリット・シングス』 John Coltrane “My Favorite Things” 080


#1 “My Favorite Things” 「マイ・フェイバリット・シングス~私のお気に入り」です。映画『サウンド・オブ・ミュージック』の曲ですが、今となっては、「そうだ、京都へ行こう」でお馴染みのJR西日本のコマーシャルの曲と言った方が分かりやすいかもしれませんね。とても素敵なメロディーで、私も大好きです。コルトレーンのソプラノサックスによる演奏は、ちょっとハードな感じ。クセになるような不思議な常習性があるようで、何度も聴きたくなるのは私だけでしょうか。

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ジョン・コルトレーン 『スターダスト~ジョン・コルトレーン・プレイズ・バラード』 John Coltrane “Stardust” 159


もしも、プレスティッジに『バラード』があったなら――ご存知モダンジャズ史上に燦然と輝く大名盤『Ballads(バラード)』は、1962年にインパルスレーベルで制作されました。この『Stardust(スターダスト)』は、1956年~58年にプレスティッジレーベルで録音されたバラードをピックアップしたコンピレーションバラード集。ほら、曲目を眺めるだけで聴きたくなるでしょう?

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