ジミー・スコット 『ホールディング・バック・ジ・イヤーズ』 Jimmy Scott “Holding Back the Years” 036



レコード会社の不当な待遇のもと辛酸を舐め、音楽シーンから離脱、歌い続けるも報われない……。遺伝によるホルモンの欠如により背が伸びず、声変わりもしていない “リトル” ジミー・スコット。70歳近くになりようやく注目を集め、彼の人生が凝縮されたかのような歌声は、多くの感動を呼び起こし絶賛されるようになります。インパクトのあるジャケットは、ポップ・アーチストのマーク・コスタビによるもの。彼を評価し手を差し伸べたのは、ルー・リードはじめ第一線で活躍する多くのアーチストたちでした。


2000年度 スイングジャーナル ジャズ・ディスク大賞 ヴォーカル賞 (海外部門)


1. What Wouldn’t I Give
2. Crying Game
3. Jealous Guy
4. Holding Back the Years
5. How Can I Go on Without You
6. Almost Blue
7. Slave to Love
8. Nothing Compares 2 U
9. Sorry Seems to Be the Hardest Word
10. Don’t Cry Baby


Jimmy Scott (vo)
Pamela Fleming (tp)
Bruce Kirby (s)
Matt Muniseri (g)
Michel Kanan (p)
Hilliard Green (b) , etc.
Recorded 1998