デイヴ・ブルーベック 『タイム・アウト』 Dave Brubeck “Time Out” 030


#3 “Take Five” 「テイク・ファイブ」は、1987頃にタケダのアリナミンVドリンクのCMで使われ有名になったようです。なので、この曲はある年齢以上の方々には、潜在的にすり込まれていると思われます。でも、こんなにも鮮明に耳につくジャズも珍しい。#1 “Blue Rondo A La Turk” 「トルコ風ブルーロンド」をはじめ全曲、ミロの絵画のように変化に富んだ音の舞踏を楽しめます。

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ハンク・モブレー 『ディッピン』 Hank Mobley “Dippin'” 038


オレンジに塗りつぶされたジャケットがこれまた気合充分。全編にわたってノリの良いテナーを伸びやかに吹きまくります。それに負けじとトランペットやピアノの弾んだ演奏もイケてます。#1 “Dip” で時折みせるフレーズの鮮やかさ、ボサノバ調の有名曲#2 “Recado Bossa Nova” 「リカード・ボサ・ノバ」の哀愁のメロディと躍動感の絶妙なバランスはたまりません。バラードの#5 “I See Your Face Before Me” など感情表現も豊か。すっかりハンク・モブレーの虜になってしまったあなたにはブルーの名盤『Soul Station』もおすすめです。

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ブルー・ミッチェル 『ブルーズ・ムーズ』 Blue Mitchel “Blue’s Moods” 087


陽光に輝くトランペット、真っ直ぐにどこまでものびてゆくフレージング。ブルー・ミッチェルのトランペットには、陽の光を浴びてジーンと肌にぬくもりを感じるような心地よさがあります。例えば、マイルス・デイビスの音色が張り詰めた闇だとしたら、ブルー・ミッチェルのそれは朗らかな光でしょう。彼の光を受けてウィントン・ケリーも輝きを増す#1 “I’ll Closed My Eyes” 「アイル・クローズ・マイ・アイズ」が素晴らしい。

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大野雄二 『Lupin The Third「Jazz」~Plays The Standards~』 Yuji Ohno Trio “Lupin The Third Jazz ‘Plays The Standards'” 120


「ルパン三世」がジャズの原体験だったのかも――幼い頃に見たTVアニメ「ルパン三世」に流れていたカッコイイ音楽こそ、今だにジャズを憧憬の対象として求めてしまう原点になっているのかもしれません。その「ルパン三世」の音楽を担当したのがジャズピアニストでもある大野雄二。「ルパン三世×ジャズ=大野雄二」の図式が広く定着しており、「LUPIN THE THE THIRD JAZZ」シリーズは人気の証です。その中でもピアノトリオでルパン曲も含むジャズスタンダードに挑んだのが本作。親しみやすい有名曲ばかりのくつろげる演奏なのでジャズビギナーにもおすすめですが、ここからジャズにどっぷりはまってしまうかも。

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綾戸智絵 『LIVE!』 Chie Ayado “LIVE!” 195


「聴いときやー!」――ご存知、国民的ジャズシンガー綾戸智絵の2枚組ライブアルバム。[Disc1]が六本木のジャズクラブ「Sweet Basil 139」(300人規模)、[Disc2]が札幌のコンサートホール「キタラ」(2,000人規模)というそれぞれの会場の特色がうまくでたソロライブ録音。

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