チャーリー・ミンガス 『直立猿人』 Charles Mingus “Pithecanthropus Erectus” 068


「ピテカントロプス・エレクタス」、邦題は「直立猿人」とインパクトのあるタイトル曲#1は、「人類の進化と滅亡」というテーマをフリーキーな即興演奏で野性的に表現しています。ジャッキー・マクリーン、J.R.モンテローズ、マル・ウォルドロンなどのメンバーもそれぞれ強烈な個性をぶつけ合うように発揮していますが、一方で全体的な一体感もあるという逆説的な演奏はユニーク。調和と不調和のせめぎあう緊張感と噴出するようなジャズの生命力に魅せられます。

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デューク・エリントン 『マネー・ジャングル』 Duke Ellington “Money Jungle” 135


デューク・エリントン × チャールズ・ミンガス × マックス・ローチ――嘘みたいな組み合わせ。デューク・エリントンといえば、自身の楽団を率いたビッグバンドジャズの巨匠。チャールズ・ミンガスは、黒人の情念を独創的なジャズに昇華した個性派。マックス・ローチは、クリフォード・ブラウンと組み人気を博したハードバッパー。夢の異種格闘技戦のようにも感じますが、聴けばやはり、強烈!デューク・エリントンのモダニズムは同時期に録音された『Duke Ellington & John Coltrane』でも確認できますが、本作での強烈な圧でぐいぐい押しまくるピアノには、驚愕!このアルバムの張り詰めたような緊張感は、ちょっと怖いくらい。

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