麻薬で朦朧となり、人に支えられながら演奏された#8 “Lover Man” にちなみ「ラバー・マン・セッション」として有名。フレーズが少し出遅れる感じとかちょっとハラハラしますが、それが逆に尋常でない凄みを感じさせ、引き込まれます。これ以外のセッションも収録され、アルバム全体的には明るい演奏が多いです。ノリにノってる#2 “Moose the Mooche” 「ムース・ザ・ムーチェ」、#3 “Yardbird Suite” 「ヤードバード組曲」は代表的な演奏。私はダンディーなボーカルもの#11 “This Always” がお気に入り。ディジー・ガレスピー、マイルス・デイビス、エロール・ガーナーなど有名どころの参加も多く、パーソネルを確認しながら聴いても楽しめます。
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チャーリー・パーカー 『ストーリー・オン・ダイアル Vol.1』 Charlie Parker “Story on Dial Vol.1” 013
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