麻薬で朦朧となり、人に支えられながら演奏された#8 “Lover Man” にちなみ「ラバー・マン・セッション」として有名。フレーズが少し出遅れる感じとかちょっとハラハラしますが、それが逆に尋常でない凄みを感じさせ、引き込まれます。これ以外のセッションも収録され、アルバム全体的には明るい演奏が多いです。ノリにノってる#2 “Moose the Mooche” 「ムース・ザ・ムーチェ」、#3 “Yardbird Suite” 「ヤードバード組曲」は代表的な演奏。私はダンディーなボーカルもの#11 “This Always” がお気に入り。ディジー・ガレスピー、マイルス・デイビス、エロール・ガーナーなど有名どころの参加も多く、パーソネルを確認しながら聴いても楽しめます。
1. Diggin’ Diz
2. Moose the Mooche
3. Yardbird Suite
4. Ornithology
5. Famous Alt Break
6. Night in Tunisia
7. Max Making Wax
8. Lover Man
9. Gypsy
10. Bebop
11. This Always
12. Dark Shadows
13. Bird’s Nest
14. Hot Blues
15. Cool Blues
16. Relaxin’ at Camarillo
17. Cheers
18. Carvin’ the Bird
19. Stupendous
チャーリー・パーカー (as)
ディジー・ガレスピー (tp)
マイルス・デイビス (tp)
ラッキー・トンプソン (ts)
アール・コールマン (Vo) 他
録音:1946,47年
ビバップ名盤
Now’s The Time / Charlie Parker (1953)
アルバムとしてのまとまりもよく聴きやすい人気盤
Groovin’ High / Dizzy Gillespie (1947)
上向いた独特のトランペットのビバッパー ディジー・ガレスピーの名盤
Jazz at Massey Hall / The Quintet (1953)
チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエルのビバップの巨人たち、チャールス・ミンガス、マックス・ローチが一堂に会しての伝説ライブ