たまにはこんなジャズが聴きたくなります。キャノンボール・アダレイの弟ナット・アダレイの名曲#1 “Work Song” 「ワーク・ソング」が収録されたファンキージャズ人気盤。ナット・アダレイのコルネットの音色が、ウェス・モンゴメリー(g)やボビー・ティモンズ(p)などファンキーの申し子たちの演奏に映えます。ノスタルジックに当時の熱気に想いを馳せると、ゆったりとした時間が流れ始めます。
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投稿者: JAZZCD.JP
マハヴィシュヌ・オーケストラ 『火の鳥』 Mahavishnu Orchestra “Birds of Fire” 148
泣く子もだまり、寝た子も起きるこのギターサウンド! エレクトリック・マイルスの重要構成員ジョン・マクラフリン率いるマハビシュヌ・オーケストラの傑作。ギターだけでなくヴァイオリンも効果的に盛り上げるその音楽は、管楽器へ叩き付けた挑戦状でしょうか。ロックファンをも唸らせる圧倒的なエレクトリック サウンドの破壊力は凄まじい。火花を散らすエレキに感電します。
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上原ひろみ~Hiromi’s Sonicbloom 『タイム・コントロール』 Hiromi “Time Control” 147
待望の上原ひろみの第4作目『Time Control』。今までのピアノトリオ編成にエレクトリックギターを加え「Hiromi’s Sonicbloom」というバンド編成へ。ここで目指すのは、ジャズのみならず、プログレッシブ・ロック、現代音楽などを旺盛に吸収し、それらのエッセンスを発散させたヒロミサウンド。曲によってはピアノとギターがフロントに立つフュージョンバンドといった感じもあり、両楽器のメロディアスなアンサンブルも聴きどころ。
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水谷良重&白木秀雄 クインテット 『真夜中の恋のムード~お休み前の恋人に~』 146
「教えてね。ねぇ、恋の気分を。」――とろけそうなハスキーボイスで誘う昭和ジャズ。ジャケット写真もお色気ムンムン。水谷良重(女優の現・水谷八重子)と白木秀雄(ジャズドラマー)が新婚カップルの共演盤として1960年に制作されたアルバム。アツアツなタイトルもナイスですが、日本語と英語が交じり合う歌詞だけでなく色っぽく囁く台詞まで飛び出すユニークな内容。ムーディなスタンダードにクラクラ……「あぁ、たまらなく幸せ。」
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小曽根真 『Wizard Of Ozone~小曽根真ベスト・セレクション』 Makoto Ozone “Wizard Of Ozone” 145
2006年度 第32回 南里文雄賞を受賞した小曽根真の2000年発表のVerveレーベルのベスト盤。当時、アサヒ黒生のTVCM(自身も出演)曲として話題になったボズ・スキャッグスの名曲#11 “We’re All Alone” が出色。スケール感のある繊細なダイナミズム、より深遠な表現へと丁寧な粘りをみせる演奏が素晴らしい。
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