ビル・エヴァンス 名盤 ディスコグラフィー 4 – エヴァンス=ジョンソン=ラバーバラ 最期に到達した理想のトリオ –


1980年9月15日、ビル・エヴァンスは入院先のニューヨークの病院で息を引き取った。死因は肝硬変に伴う肺炎・出血性潰瘍。享年51歳。彼は死の数日前までステージでピアノを弾き続けた。亡くなる8日前のインタビューで、マーク・ジョンソン(b)、ジョー・ラバーバラ(ds)とのトリオについて「最初のトリオ(ラファロ=モチアン)と肩を並べる、いやそれ以上かもしれない」と語っている。自身が考える理想のトリオを実現した矢先、病に侵され、それでも弾き続けたビル・エヴァンス。その最期に膨れ上がった指先でピアノへ込めた想いとは何だったのだろう。


【1979】 The Paris Concert 1 (Blue Note)
亡くなった後に発売された「パリ・コンサート」ライブ録音


【1979】 The Paris Concert 2 (Blue Note)
「パリ・コンサート」ライブ録音第2集


【1980】 Consecation 1 (IMAGICA)
亡くなる半月前の「キーストン・コーナー」ラストライブ録音


【1980】 Consecation 2 (IMAGICA)
第2集


【1980】 Consecation 3 (IMAGICA)
第3集


【1980】 The Last Waltz (Milestone)
ラストライブ完全版CD8枚組