エディ・ヒギンズ 『魅惑のとりこ』 Eddie Higgins “Bewitched” 090



洗練された大人の色香――ジャズのジャケットはかくあるべきでしょう。「枯葉」といえば『Portrait in Jazz』でのビル・エヴァンスの名演が思い浮かびますが、このエディ・ヒギンズの曲目を見るとエヴァンスのレパートリーを思わせます。ヒギンズの方がよりテクニカルで、華麗な印象です。そして#13 “Autumn Leaves” 「枯葉」。私はこれをエヴァンス・スクールの一つの完成形としてお勧めします。全体を貫く木枯らしのような疾走感、クラシックのような華やかな格調もあり、枯葉が散る様の描写から恋焦がれる情感の表現まで、極めて完成度の高い名演です。上質なジャズの芳醇な香りを堪能してみては如何でしょう。


1. What A Diference A Day Makes
2. Detour Ahead
3. Bewitched,Botherd
4. You Must Believe In Spring
5. Beautiful Love
6. Alce In Wonderland
7. Angel Eyes
8. The Philanthropist
9. Estate
10. Blue Prelude
11. I Hear A Rhasody
12. As Time Goes By
13. Autumn Leaves


Eddie Higgins (p)
Jay Leonhart (b)
Joe Ascione (ds)
Recorded 2001