サラ・ヴォーン 『枯葉』 Sarah Vaughan “Crazy And Mixed Up” 091




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「枯葉の決定的名演は?」と聞かれたら、たぶんキャノンボール・アダレイ『Somethin’ Else』の「枯葉」を挙げるでしょうか。でも、インパクトでいうとある意味こちらが上かも知れません。#3 “Autumn Leaves” 「枯葉」、いわゆるあのサビのメロディーが聴こえてきません。「フェイク」という表現手法で、メロディーをくずして歌っているのです。ハイテンションに駆け抜けるスキャットは、オリジナリティに溢れ、誰も聴いたことのない「枯葉」で圧倒します。最もポピュラーなスタンダードの一つ「枯葉」。何度も何度も演奏され、繰り返し聴かれてきたこの曲から更に新しい魅力を創造し、ジャズの無限の可能性を示したサラの名唱です。


1982年度 スイングジャーナル ジャズ・ディスク大賞 ボーカル賞


1. I Didn’t Know What Time It Was
2. That’s All
3. Autumn Leaves
4. Love Dance
5. Island, The
6. Seasons
7. In Love In Vain
8. You Are Too Beautiful


Sarah Vaughan (vo)
Joe Pass (g)
Roland Hanna (p)
Andy Simpkins (b)
Harold Jones (ds)
Recorded 1982


【 「エラ、サラ、カーメン」 黒人女性ジャズボーカル御三家 】


Mack the Knife-Ella in Berlin / Ella Fitzgerald (1960)
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Book of Ballads / Carmen McRae (1958)
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