菊地雅章 『ススト』 Masabumi Kikuchi “Susto” 133



壮大なるエレクトリック・グルーヴ・ミュージック――1978年頃、菊地雅章はエレクトリック時代のマイルス・デイビスのグループに参加する。しかし、リハーサルとレコーディングを繰り返すがアルバムは未発表。ギル・エバンスなど一流ミュージシャンとのコラボレーションを経た後、彼は日野皓正をはじめとする多数のミュージシャンを集め、ニューヨークと東京のスタジオで一大セッションを敢行する。そこで制作されたのが、『ススト』。マイルスと実現しようとしていた音楽は知る由もないが、菊地雅章は音がうねりとなって渦巻くようなこの音楽世界を完成させた。


1. Circle / Line
2. City Snow
3. Gumbo
4. New Native


菊地雅章 (key,synth)
日野皓正 (cor,bolivian flute)
Steve Grossman (ss,ts)
Dave Liebman (ss,ts,a-fl)
Richie Morales (ds)
Yahya Sediq (ds)
Hassan Jenkins (b)
James Mason (g)
Marlon Graves (g)
Barry Finnerty (g)
Alyrio Lima (per)
Aiyb Dieng (conga)
Sam Morrison (wind driver)
Ario Moreira (per)
Ed Walsh (synth prog)
Recorded 1980