ジェリー・マリガン 『ナイト・ライツ』 Gerry Mulligan “Night Lights” 027


「ナイト・ライツ」……ぼうっと滲むような暖かい灯りなのでしょうか。こんなにも優しくゆったりとしたアルバムは、ありそうでいて、なかなかめぐり逢えません。バリトンサックス奏者ジェリー・マリガンのピアノも聴ける#1 “Night Lights (1963 Version)” 「ナイト・ライツ」、有名曲#2 “Morning Of The Carnival From Black Orpheus’” 「カーニヴァルの朝」、静かに続く#3 “In The Wee Small Hours Of The Morning”、クラシックの#4 “Prelude In E Minor” 「プレリュード・イン・Eマイナー」……ラストトラックまで、ただこの優しい抱擁に身をまかせるだけでいいのです。

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ジェリー・マリガン 『オリジナル・ジェリー・マリガン・カルテット』 Gerry Mulligan “Gerry Mulligan Quartet” 172


バリトンサックス奏者ジェリー・マリガンのウエストコースト ジャズを代表する名盤です。ジャケットの上から逆さに写ってるのはチェット・ベイカー。『Night Lights』とは雰囲気は違って軽快で爽やかな昼のイメージ。でもやっぱり#11 “The Nearness of You” 「ニアネス・オブ・ユー」の穏やかなバラードには聴き惚れてしまいます。

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