祝! 2005年度 スイングジャーナル ジャズ・ディスク大賞 日本ジャズ賞受賞。衝撃のデビュー作『Another Mind』から数えて3作目。多様な音楽性とイマジネーションが交錯するオリジナルな世界観はもう堂に入ったもの。#1 “Spiral”、#2-#5 “Music for Three-Piece-Orchestra(組曲)”、#6 “Old Castle, by the river, in the middle of a forest” など、緻密に構成された壮大なピアニズムは感動的。
このページを読む →
カテゴリー: コンテンポラリージャズ名盤
チャーリー・ヘイデン&ケニー・バロン 『ナイト・アンド・ザ・シティ』 Charlie Haden & Kenny Barron “Night and The City” 115
チャーリー・ヘイデンのベースとケニー・バロンのピアノが奏でる渋く静謐なデュオ作品。ライブ録音ですが演奏に落ち着きが感じられ、完成度の高いスタジオ録音のよう。ちなみに、ジャケットに使われてる絵はアメリカの女流画家ジョージア・オキーフのもの。秋の夜長にでもゆったりと聴くのにちょうどよい、大人のための味わい深い一枚です。
このページを読む →
ケイコ・リー 『ライヴ・アット・ベイシー~ウィズ・ハンク・ジョーンズ~』 Keiko Lee “Live at ‘BASIE’ with Hank Jones” 144
ケイコ・リーとハンク・ジョーンズ。岩手のジャズ喫茶「ベイシー」でのライブ録音。聴き馴染みのあるスタンダードの選曲で、深く低い声のケイコ・リーと渋いながらも華やかなピアノのハンク・ジョーンズ(録音時87歳)のくつろぎのライブ。大人のジャズがじっくりと味わえる良盤。
このページを読む →
上原ひろみ~Hiromi’s Sonicbloom 『タイム・コントロール』 Hiromi “Time Control” 147
待望の上原ひろみの第4作目『Time Control』。今までのピアノトリオ編成にエレクトリックギターを加え「Hiromi’s Sonicbloom」というバンド編成へ。ここで目指すのは、ジャズのみならず、プログレッシブ・ロック、現代音楽などを旺盛に吸収し、それらのエッセンスを発散させたヒロミサウンド。曲によってはピアノとギターがフロントに立つフュージョンバンドといった感じもあり、両楽器のメロディアスなアンサンブルも聴きどころ。
このページを読む →
山本剛 『スピーク・ロウ』 Tsuyoshi Yamamoto “Speak Low” 153
スインギーで耽美的なピアニスト山本剛が、ヴィーナスレコードで吹き込んだ一枚。#1 “Cool Struttin’” 「クール・ストラッティン」、#4 “Misty” 「ミスティ」、#6 “Jealous Guy” 「ジャラス・ガイ」(ジョン・レノン)、#11 “Close To You” 「クロース・トゥ・ユー」(カーペンターズ)など親しみやすい選曲でグッド。ジャズバーの演奏で聴くような山本剛の魅力が楽しめます。
このページを読む →