高柳昌行と新世紀音楽研究所 『銀巴里セッション』 Masayuki Takayanagi “Ginparis Session” 140



静寂の森から鼓動を響かせ、やがてその姿をあらわす#1 “Green Sleeves”。高柳昌行は朗々とギターを爪弾き、魂をむき出しにするような演奏で聴く者を圧倒する。演奏が止まってしまうのではないか……。ハラハラさせる緊張感をはらみながらゆっくりと進んでゆく#2 “Nardis”。菊地雅章が虫の羽音のような唸り声を上げ続けている。日野皓正のトランペットが高らかに鳴り響く#3 “If I Were Bell”。浮遊する音で描く幻想的な光景#4 “Obstruction”。高柳昌行、金井英人、菊地雅章、冨樫雅彦、日野皓正、山下洋輔……、のちにその名を轟かす若き逸材達による『銀巴里セッション』。1963年6月26日、深夜の記録。


1. Green Sleeves
高柳昌行 (g) 金井英人 (b) 稲葉国光 (b) 冨樫雅彦 (ds)

2. Nardis
菊地雅章 (p) 金井英人 (b) 冨樫雅彦 (ds)

3. If I Were Bell
中牟礼貞則 (g) 日野皓正 (tp) 稲葉国光 (b) 山崎弘 (ds)

4. Obstruction
山下洋輔 (p) 宇山恭平 (g) 金井英人 (b) 冨樫雅彦 (ds)

Recorded 1963